一人家族が減って寂しくなった家へ
1999年の秋かな・・・
小さい可愛いアトム君
私の実家にやってきました
2001年
私たちが商売を始め
小さい娘を実家へ預けるような生活が始まりまして・・・
娘が私達の帰りを待つ間
娘の癒しにもなってくれましたし
私が車をガレージに入れると
ワンワンいうて出迎えてもくれましたし
8年後に息子が生まれた時にも
娘がそうだったように
息子にも優しい時間を与えてくれたアトム君
当然実家で暮らす家族へは
もう語り尽くせないです
数え切れないくらいの楽しい時間を与えてくれた
アトム君ですが
2015年3月
天国へ行きました
数ヶ月前から
足腰の衰えが酷くなり
時々しか会わない私でも
少し心配するくらいでした
もうすぐなんかな・・・
心のどこかでは感じてはいたが
その時が来たら
やっぱり辛かったと
覚悟はしていたけど寂しすぎたと
母の話です
あまりにも具合が悪いので
病院へ連れて行き
しばらく介護の日が続くかな・・・と話していた
その夜に
とっても安らかに旅立ったそうです
父母見守る中
いってしまいました
私は動物があまり好きではありません
ヨシヨシするのは3秒です
(それでも構えとせがまれました)
あごの下をなでなでするのは孫の手ですw
(アトムもそんなもんと思っていました)
ペロしてきたら
「やめて~」って言われ
身体をブルンブルンしたら
「毛がとぶ~」と言われ
ひどいもんです
母がアトム君を抱っこするのを
冷たい目で見ていました
(母が犬を甘やかすのが信じられなかったのです)
つまりは実家の犬だと言えど
全く溺愛はしていなかったのですが
でもアトム君は特別だったかな~
居なくなると寂しいもので
居なくなったアトム君を思って寂しい思いをしている両親を見るのも辛かったです
大阪で暮らす妹も子どもを連れてかけつけ
近くの動物墓地へ葬ってきました
思いが残るからと
アトム君の写真も飾ってありません
小屋も処分しています
でも
これ
母は知ってるのかな~
忘れてるのかな・・・
ガレージにアトム君のリードをかけていた金具が残っていました
ふとみて
なんとなく思いが溢れ
こうしてブログに書いている訳ですが
母に尋ねるのもなんだかな・・・と思いますので
ここに留めておきます

実家へ帰っても
ワンワンいわれないのが
今頃になって寂しいですね
2009年夏の写真
小さい息子にめちゃくちゃされ
どうして良いやら困っているアトム君です
顔が嫌そうすぎて笑えますww